赤ちゃん編

気をつけてあげたいですね

赤ちゃんを突然死から守りましょう
「乳幼児突然死症候群」は欧米では以前から知られていた病気で、最近は日本でもみられます。2歳頃までの乳幼児が、寝ているときに突然呼吸を止めてしまうというもので、今のところ原因は不明ですが、うつぶせ寝や温めすぎ、周囲の喫煙などとの関連がいわれています。
気をつけたい4つのポイント
  • なるべくあおむけ寝で育てる。
  • 赤ちゃんをひとりにしない。
  • 温めすぎに注意する。
  • 妊娠中や赤ちゃんの周囲での喫煙は止める。
外気浴をさせましょう
外気に触れることで赤ちゃんは気候の変化に慣れ、体温調節能力が向上し抵抗力がつき、食欲も増進します。
外気浴のしかた
  • 夏は生後2週間以降、冬は3週間以降から始めましょう。
  • 窓を開けるくらいから徐々に慣らしていきます。
  • 外気浴を開始して1ヵ月以降はお散歩を。
    1日5分(1回)くらいから始め、その後は30分くらいまでのばします。
  • 日焼けはさせないようにしましょう。
交通事故から守りましょう
走行中時速50kmで衝突した場合、体重の30倍の力が前方にかかり飛び出してしまいます。車に乗せるときは、たとえ近い距離でも、チャイルドシートの使用を厳守しましょう。
チャイルドシートの使用例
乳児用(0〜9ヵ月くらい)
首がすわるまでは寝かせておけるタイプを使用します。
幼児用(4ヵ月〜4歳くらい)
ひとりすわりができるようになったらこのタイプを使いましょう。小さいうちは後ろ向き、大きくなったら前向きに。
学童用(4〜10歳くらい)
おとなのシートにすわれても座高を上げ、シートベルトにフィットするよう調整しましょう。