赤ちゃん編
ちょっと気になる赤ちゃんの症状
- 鼻づまり
- すぐに鼻をつまらせますが、綿棒でやさしくお掃除してあげましょう。
- じゅくじゅくおへそ
- 水分は拭きとり乾燥させ、清潔に保ちましょう。じゅくじゅくが1週間以上つづいたり、出血量が増えるようなら診察を。
- くしゃみ
- 鼻やのどの粘膜が敏感なのでよくくしゃみをします。きげんがよく頻繁でなければ大丈夫です。
- お乳を吐く
- 授乳後は赤ちゃんを立てて抱き、背中をトントンとたたくか、下から上へさすりあげてゲップをさせます。それでもお乳をよく吐くようなら診察を。
- 頭血腫(とうけっしゅ)
- 生後2〜3日後にできる頭のこぶのこと。頭の中の出血ではないので大丈夫、数ヵ月で自然に消えます。
- 頭やまゆ毛の黄色いかさぶた
- 赤ちゃんは皮脂の分泌がさかんなため、皮膚の分泌物がこびりついたものです。沐浴のときに石けんで洗い清潔にしましょう。
- 乳房のふくらみと乳汁分泌
- 魔乳といって、母体のホルモンの影響で男女を問わず乳房がふくらみ乳汁が出ることがあります。1〜2週間で自然になくなりますのでさわらずそのままに。
- 出べそ
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ほとんどは自然に治ります。気になる場合は、恵愛こどもクリニックへご相談ください。
- 目やに
- 結膜が充血して黄色い目やにがたくさん出ている場合は結膜炎の可能性があります。恵愛こどもクリニック、または眼科で診察を。
- おむつのかぶれ
- おむつは頻繁にかえ、おしりを乾燥させましょう。赤くなったり、ひどい場合は診察を。
- 湿疹
- 赤いぷつぷつやにきびのような湿疹はあまり心配いりません。石けんで洗い清潔に。湿疹が広がるようなら診察を。
- 性器出血・おりもの
- 母体のホルモン作用により生後数日は外陰部が赤く腫れたり、出血・おりものが少量出ることも。生理的なものなので心配いりません。
- 口の中の白いかたまり
- ガーゼでとれるようならお乳の残りカスです。なかなかとれない場合はカビの一種による感染症の可能性も。早めに診察を受けましょう。
- 斜頸(しゃけい)
- 生後2〜3週間頃、首にかたいしこりがあるようなら診察を。
- 赤あざ
- 赤いあざが出ることがありますがほとんどの場合自然に消えます。ご心配なときは健診時に相談を。
- しゃっくり
- 生後1〜2ヵ月は横隔膜を調節する神経が未熟で、皮膚や粘膜も過敏なため、ちょっとした気温の変化、のどへの刺激で、しきりにしゃっくりをすることも。おむつをかえたり、ミルク、湯ざましを飲ませてみましょう。
- 青色斑
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おしりや手足の青いあざは、大きくても成長にしたがい自然に消えます。
- 緑色の便
- うんちが酸化したものなので大丈夫。灰白や、赤、黒色の便は検査が必要です。
- ビタミンK欠乏性出血症
- 生後1ヵ月〜半年に起こる、ビタミンK不足が原因の突然出血。数千人にひとりのめずらしい病気です。当院では予防のため入院中の赤ちゃんにビタミンK入りシロップ剤を飲ませています。生後3ヵ月までは投与をおすすめしています。
- 先天性代謝異常症検査
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さまざまな先天性代謝異常症やクレチン症、先天性副腎過形成症などは心身の発育に障害を起こします。当院では早期発見のため生後4日目に検査を行っています。
再検査が必要な場合はご連絡をさしあげますので、指定の日時に恵愛こどもクリニックへご来院ください。
同意書をご記入いただきます。